ぎるばーとのノート

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ビフィズス菌と乳酸菌

 腸内環境を改善して健康を取り戻そう、ってな話です。
 近頃はプロバイオティクスという言葉も一般化してきて、スーパーの売り場やCMでも見かけるようになりました。(それだけお腹のトラブルに見舞われている人が多いのでしょう……。)

 半年ほど実践してみて、正直に言うと過敏性腸症候群の症状がなくなったわけではないです。残念ながら。。
 とはいえ、はっきり実感が持てるくらい日々の生活の質が向上しました!
 「ああ、QOLってこういうことかー。」なんて思ったりも……。
 同じ病気やお腹の症状で悩まれている方は、(まずは病院へ行って)一度試されることをおすすめします!

 以下、ビフィズス菌&乳酸菌関連のメモ。

ビフィズス菌とは

 Bifidobacterium属の細菌。
 ヒトや動物の腸内に棲む善玉菌で、腸内の細菌環境を整える。
 糖を分解して乳酸と酢酸を生成する。乳酸菌に含めたり含めなかったり。

  • ビフィダム菌(Bifidobacterium bifidum
    • ビオフェルミンS(G9-1株)→参考
      主に大腸にすみつき、乳酸と酢酸をつくり、整腸効果をたかめます。
  • ブレーベ菌(Bifidobacterium breve
    • ミルミル(ヤクルト株)→パッケージに記載
  • ロンガム菌(Bifidobacterium longum
    • 森永ビヒダス(BB536株)→パッケージに記載
    • ナチュレ恵(ビフィズス菌SP株)
  • Bifidobacterium animalis subsp. lactis
乳酸菌とは

 糖を分解して乳酸を生成する細菌をひっくるめてこう呼ぶ。
 乳酸は腸の内容物を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑える効果がある。

  • フェーカリス菌(Enterococcus faecalis
    • ビオフェルミンS(129 BIO 3B株)→参考
      主に小腸にすみつき、すばやく増えて乱れた腸内菌叢を整えます。
  • アシドフィルス菌Lactobacillus acidophilus
    • ビオフェルミンS(KS-13株)→参考
      主に小腸にすみつき、乳酸を多くつくり、有害菌を抑えます。
    • ミルミル→パッケージに記載
  • ガセリ菌(Lactobacillus gasseri
    • ナチュレ恵(ガセリ菌SP株)→参考
  • カゼイ菌(Lactobacillus casei
  • ブルガリクス菌(Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus
    サーモフィルス菌(Streptococcus thermophilus
有胞子性乳酸菌とは

 胞子を作るタイプの乳酸菌。
 胃酸や熱に強い胞子の状態で腸まで達して、発芽・増殖を始める。

  • Bacillus coagulans
    • パンラクミン(ラクボン菌)
      乳酸菌の胞子を製剤化したもので、安定性がよく、服用後は腸管内で繁殖して腐敗菌などの有害細菌の繁殖を抑えて、整腸作用を発揮します
    • ビスコ(スポロ乳酸菌)→参考